気が向いたら投稿します。
年に1度行かなくては気が済まない八丈島。
今週末はその日である。
金曜日の夜、船で出発し日曜の夕方の飛行機で帰る最も効率のよいスケジュール。
週間天気予報では金曜から土曜にかけて雨になっていた。
せっかくの旅行なのに雨は残念だと思っていたが、まさかその雨がとんでもないことになるとは。
木曜時点での天気予報では全国的に大荒れとのことで波も高いだろうと予想はしていたが金曜日の朝には大シケの予報が・・、そして夕方ついに欠航となった。
またかよ!!今年入ってから波照間に続いて2度目。
どうにかなるかなと思っていたのは甘かった。
こうなると土曜の飛行機2便に賭けるしかない。
急いで明日のチケットを予約する。
土曜の朝、ネットを見ると1便は当然欠航、2便は天候調査中。
欠航ならそう言ってくれればいいのだが未定のため羽田空港に向かった。
10時30分発の八丈島行きは搭乗手続き一時中止と電光掲示板に表示されている。
さぁどうなる?待つこと30分、10時前に空港内の放送が入る。
「八丈島行きは欠航になりました・・」
あまり期待はしていなかったがここまで来て欠航になると悔しい。
しぶしぶチケットを払い戻してさぁどうしよう。
これからどこかへ行くという話しも出たがどちみち天気悪いし・・、
結局今回の旅のメンバーの家に行って、明るい時間から飲み会となった。
ほろ酔いで家の前の多摩川河川敷を歩く。
虚しくも既に空は晴れている。
前後天気がよいのになぜ旅行する日に限ってこんなことになるのだろうか・・。
八丈島よ、宿の人、宿のにゃんこ、温泉・・また行くから待っててくれ!
最近生活がバタバタしているためなかなかゆっくりと遊びに行く時間が無い。
今日は久しぶりに横浜へ。
用事自体はすぐに終わったため元町へ。
地下鉄の3倍くらいの値段するが一度乗ってみたかったシーバスに乗る。
時刻は17時45分、この時間横浜から山下公園まで乗る人は誰もおらず完全貸切状態。
出航前ギリギリ滑り込みだった。
横浜港をぐるっと15分。
横浜の夜景が通り過ぎていく。
ちょうど目の前からヘリが飛び立ったり、
大桟橋では東海汽船のかめりあ丸が着岸しているところだった。
見慣れた場所でもいつもと違うアングルで眺めるとちょっとした観光気分になる。
さすが700円出した価値はあるな。
中華街へ。
横浜の中華街は世界数ある中華街の中でも最も大きい規模である。
いつ来ても異国情緒あふれていて楽しい。
中華街で夕飯を食べる。
そして肉まんと落花生の菓子を買って帰る。
久しぶりに横浜を満喫。
座るなと書いてあるのに約束の守れない猫がいた。
あ、寝るなとは書いてないからいいか・・。
休日、路地を歩くとほのかにいい匂いがする。
梅のシーズンである。
近所にある池上梅園、東京では有名みたいだが去年は行かなかったので今年は行くことにした。
池上本門寺の高台を沿うように歩いて15分くらい。
すごい人出だ。
ほぼ満開の梅をぐるっと見て回った。
梅っていろんな種類があるんだな。
薄ピンクのものから紅色のものまで。
花が密集して咲かないせいか桜ほどのインパクトは無いが冬の終わりを知らせる風物詩としては十分である。
帰り、昼食のため近くのファミレスに寄ったところ友人にばったり。
久しぶりの再会に驚いてしまった。
次の日であるが職場の人から自分を目撃したとの情報が。
信号待ちの車の最前列で自分が横断歩道を目の前を通り過ぎたとのこと。
場所はファミレスを出たところで、思い起こせばあの車だったか?
よく人に合う日だった。
どこかで誰かに見られているとは悪いことはできないな(笑)
金曜日、仕事終わって飲みに行くかと同期4人で蒲田へ。
この面子で飲んだのほんとに久しぶりだな。
同じ職場でありながら仕事に接点が無いと話すこと自体久しぶりになる。
同期が集まったからといえ入社当時の懐かしい会話にはならず、現状自分が置かれている話で盛り上がる。
結局仕事の話で終始してしまうのがサラリーマンなんだろう。
その後、妻子持ちが一人抜けて、沖縄料理屋へ行く。
40度近い泡盛をロックで3杯ほどあおる。
先週の金曜日もこの店で散々飲んだような・・。
時刻は12時ごろか(あまり良く覚えていない)、沖縄料理屋からほど近くに住む一人のマンションに行く。
住人はベットで寝てしまった。
焼酎飲みながらいろいろ話していたと思う。
そんじゃぁ帰るよ。
夜中3時半くらい。
二人とも寝てしまったので家に帰ることにした。
同期宅から歩いて20分程度。
帰宅してシャワー浴びて寝た。
次の日は昼過ぎまでベッドで動けなかったのは言うまでも無い。
先輩でもなく後輩でもない、同期っておもしろいな。
YouTubeを徘徊していたら衝撃的な映像が出てきた。
タイトルはトレインライダーというもの。
身近に「乗り鉄」は多いが方向性が全く違う。
とにかくまずは映像を見て欲しい。
白い列車、ICE3はドイツの新幹線であり最高時速330kmにもなる。
この区間でどのくらいの速度が出ているか知らないが映像から見ても250km/h以上は出てるだろう。
数年前にネットで話題になったらしいがそのときは知らなかった。
ミッションインポシブル1話でトムクルーズがTGVに引っ付いていたあれそのものである(道具も含めて)。
馬鹿げてるとは思ったが映像の途中で"He died from leukemia."と出てくる。
「彼は白血病で死んだ」
よくよく調べてみると映像の本人は20歳の若さにもかかわらず白血病で余命1年と宣告されていた。
残りの一年で何ができるか・・といった勢いでとんでもないことに挑戦する。
実際に彼は2006年に亡くなったそうで追悼ムービーだそうだ。
改めて映像を見てみると残された1年、最期を生きる彼の姿が違って見えた。
You can only be free..
When you have nothing to loose.
しかし、これ危険だわ。
日本では警備が厳しいから絶対無理だろうな。
東京よりはるか西に位置しているがここは日本。
すぐ隣の台湾とは時差1時間ある。
日本標準時であるため朝はまだ薄暗い。
その代わり夜は7時ごろまで空が明るい。
2日目も曇り空、時々雨、しかもかなり寒い。
この冬一番の寒気が入り込み日本列島全国的に天気が悪い。
鹿児島をはじめ九州地方でも雪、東京でも雪がちらついているそうな。
石垣島の最高気温13度って・・おとといの東京と変わらないじゃないか。
初めての沖縄、こんなはずじゃ・・を心の中で連呼した。
自転車を借りて回る予定であったが小さい島でたっぷり一日あるためのんびり歩いて観光。
島の東にあるアイヤル浜へ行った。
一本道を歩くこと20分、青い海が見えてきた。
道の向こうに海がチラッと見えるこの景色が好きだな。
星砂海岸とも呼ばれ珊瑚の破片でできた白い砂に星砂が混じっているらしい。
ざくざく掘れば星砂がいくらでも出てくるのかと思いきや、ごくまれに見つかる程度らしい。
どうりで土産屋で高い値段がついているはずだわ。
海は青いし砂も白いが空が暗いため寒々しい。
歩いて岬の北側に出たら急に風が強くなった。
強い北風に寒さが増す一方、早く海岸から離れよう。
再び集落に戻りここで昼食。
評判のよい食堂でソーキそばを食べた。
沖縄行ったことないのになぜかそばを食べる機会が多い。
その中でも上位に位置するほどの味であった。
家の近所にこんな店があったら毎日通うのにな。
今度は島の西にあるコンドイビーチに向かう。
やはり歩いて20分ほど。
ここも素晴らしい景色である。
白砂の海岸に遠浅の浜。
砂が白いと水の青さも映える。
今度は晴れたオンシーズンに来るぞ!と心に誓いながら荒れた海を眺めていた。
今日は土曜日ともあって観光客が多い。
石垣島から10分で来れるためほとんどの人が日帰りで回っているようだ。
竹富島名物の水牛車も頻繁に行きかう。
試しに乗ってみても良かったのだが聞いたところによると週末は予約で一杯だそうだ。
のんびり歩き回っているうちに1日が終わる。
夕飯の後は昨日と同じように泡盛を飲みながら今日初めて会う人たちと旅の話で盛り上がる。
夢のような生活だな。
最終日は12時の飛行機だったため宿チェックアウトした後すぐに空港へ向かう。
このシーズンは東京直行便は一日一本しかないため残念ながら早い便で帰ることになる。
結局3日間で日照時間ゼロ。
次いつ来れるだろうか?必ずやリベンジするぞ。
雲が切れない、ず~と厚い雲の上を飛んでいる。
景色からは今どこなのかも良く分からないが手持ちのGPSで沖縄本島上空を通過したことがわかる。
朝10時、JTA71便は雲を割って石垣空港に降り立った。
天気曇り時々小雨、気温18度。
灼熱の太陽はどこにも見当たらない。
生ぬるい空気を肌に感じて辛うじて南の島に来た気持ちになる。
目指すは離島船ターミナル。
夕方までレンタカーで石垣市内を回り15時半の高速船で波照間へ行く予定。
・・・が!
12時便欠航!15時半便欠航!がが~ん!!
波照間行き全滅。
そりゃそうだよな、建物の窓から見える海は湾内とてかなりの白波が立っている。
窓口で訊いたところ、これからさらに時化て波は5mになるので、仮に波照間に入っても帰ってこれないだろうとのこと。
とっさに代替案を頭の中で組み立て・・と言うほどでもない。
船の状況が怪しいことは昨日からわかっていたため竹富島の宿の電話番号をメモっておいたのである。
さすがにシーズンオフともあって予約OK。
竹富島までは船でたった10分で船は30分おきに出ている。
ゆっくり石垣島を観光するか。
まずは腹ごしらえ。
街の食堂でソーメンチャンプル定食を注文。
ソーメンチャンプルと白飯がセットになって出てきた。
どっちも炭水化物だ・・恐るべし沖縄。
美味しいからいいや。
食後にレンタカーを走らせて川平湾へ向かう。
すごい、絶景(なんだろうな)!
青い海、白い砂、灰色の雲・・。
ガイドブックに載っているあの川平湾ではない。
ここは一つ想像力をたくましくして、頭の中で空の色をブルーに変換する。
おお、確かにあの川平湾だ!
風強いし、傘さしてたら傘が裏返ってしまった。
写真を数枚撮ってそそくさと退散。
予定より早くレンタカーを返却して街を散策。
夕方4時の便で竹富島に上陸。
白砂の路地に低い石垣。
オレンジ色の屋根瓦にはシーサーが置いてある。
いわゆる沖縄らしい風景である。
島全体が完全に景観保護されているが、いかにもという作り物っぽさは無く期待通りの雰囲気である。
あとは青い空だけなのだが・・。
夕飯を食べた後は宿の旅人たちと泡盛でゆんたく。
竹富島の夜は更けていく。
2月にJALのマイルが一部失効する。
たいした数ではないが無くなるともったいない。
じゃどこかへ行こう。
国内特典航空券で最も元が取れる場所は沖縄。
それも沖縄本島よりもさらに南西に420km離れている石垣島なら完璧である。
金曜日を1日休み取ると3連休。
おともDEマイル割りを使うべく2週間前に空席チェックしたら帰りのチケットがギリギリ残っていたためすぐに予約。
せっかくなら石垣からの離島へ行きたい。
端っこ好きなため波照間島に行き先を決定。
本来2泊で行くには非常にもったいないところであるがどうせ航空券タダなんで・・。
シーズンオフでさすがに海には入れないが、
青い海、青い空、白い雲・・、熱帯の沖縄が僕を待っている。
実は、世界25カ国旅行しているにもかかわらず日本国内で行ったことのない県が3つもある。
長崎県、佐賀県、そして沖縄県である。
ということで羽田からの石垣島直行便で3時間半。
小雨交じりの東京から飛行機は初めての沖縄県は石垣島へ向けて出発。
用事が終わり月曜日、前日は大阪に泊まり夜の新幹線まで時間がある。
あまりにもホテルでのんびりし過ぎてチェックアウトが11時になってしまった。
去年の夏振りに新世界で串カツを食べようかと思っていたが、なんと前日串カツの食べ放題に行ってしまいさすがに今日はもういいや。
楽しみが一つ減ってしまいこの時間から何をしようかと。
あまり脈絡は無かったが気が向いたため海遊館へ行った。
ここはジンベイザメが飼育されていることで有名な水族館である。
建物の中心に位置する巨大水槽に、おおデカイ!
ジンベイザメが悠々と泳いでいる。
間近で見るとかなりの迫力である。
いかに大人しいとはいえ、海の中でこういうのに出会うと生きた心地はしないだろうな。
夏、海に潜るといつも得体の知れない生物に出会う。
多分名前がついているのだろうが変な形していたりすると何も知らない自分にとっては不思議な世界そのものである。
自分の知らないことが山のようにある、やっぱ海は広いよな・・と思う一瞬である。
そんな生物が陸に居ながらにして気軽に見れてしまう水族館はすごい。
水族館の外ではペンギンのパレードをやっていた。
単にペンギンが人だかりの中を歩くだけである。
注意書きにペンギンが整列して歩くわけではありませんとあったが、意外にも一列に並んで歩いているのがかわいらしかった。
思わず撫でたくなるがペンギンは凶暴らしくあのくちばしでつつかれたらかなり痛いだろう。
朝遅かった分夜もすぐやってくる。
鶴橋で焼肉を食べて帰途に着く。
帰りはもちろんN700系。
今回乗るの3回目であるがやっぱ乗り心地はよい。
つかの間の休日を満喫し自分の暮らす東京へ。
たまには旅に出て気分転換もいいものだ。
3連休の中日に大阪で用があったのでついでに京都へ行くことにした。
品川から新幹線に乗ると2時間15分で着いてしまう。
なんて近いんだろう。
それこそ、日帰りでも行けてしまう。
行きは絶滅危惧種の500系に乗った。
ひょっとするとこれが乗り収めかな?
10時前に京都に着く。
祇園へ向かい祖父母が眠る大谷祖廟へお参り。
この緑多く静かな雰囲気は何度来ても心が落ち着く。
その後、湯葉フォンデュなどを食べる。
ちょうど十日戎にあたり街は大変な賑わいだった。
喧騒を抜け清水寺へ。
何年ぶりだろう、久しぶりに来た気がする。
薄曇り空であったが時折小雪が舞う中、清水の舞台へのぼる。
寒い。
この不景気の折、清水の舞台から飛び降りる人が・・いないよな。
どんよりとした寒々しい京都の町並みをしばし眺めてみた。
そろそろ夕方、京都には昔からあこがれていた場所がある。
先斗町の小料理屋で1杯やってみたかった。
今回ついにその願いがかなう。
事前にネットで情報は得ていたが特に店のWEBサイトがあるわけでもなし、一人通れるかという路地裏の小さい店に入る。
個人経営で小さい店、主人のこだわりが感じられる店を探していたがまさに当りであった。
京都へくる楽しみが増えたな。
あの店にまた行こう。
うまい料理に舌鼓を打ちながら小雪が舞う先斗町の夜は更けていく。