この3月で大学時代の研究室の先生が退官された。
今日は最終公演と記念パーティのため大学へ行った。
研究室の卒業生、先生と交流のあった人々、200人は集まった。
大学の教授の退官行事でこれだけ人が集まることも少ないと思える。
それだけ人望が厚く皆研究熱心であり教育熱心でもあったためだろう。
今、研究とはまったく縁の無い世界で働いているため
久しぶりに古きよき大学時代の思い出に浸れるときであった。
自分より遥か年上の先輩が自分の使った同じ実験装置を感慨深そうに眺めていたのが印象的である。
先輩の口から発せられる昔から変わってないな〜、
の一言は自分の同じ一言より重く感じられた。
また、久しぶりに大学の同期の仲間と飲む機会があり非常に楽しかった。
いろいろな人々と飲む機会はあるが一番自分が落ち着ける場所であると思った。
さすがに年頃・・、同期の連中の薬指に光る指輪を見て
自分もどうにかせんとなぁと思う今日この頃である。
こればっかは努力しても虚しいところがあるのだが・・。
>写真
6年間通った大学のキャンパス。
実は先月リクルーターで大学に来ているためにそれほど感慨深くなかった。
しかし、前回は知っている人が全くいない大学であったため少し心細かった。
今日は自分の知っている連中が一緒にいたため前回と雰囲気が全く違った。
同じものを見るにも自分を取り巻く雰囲気が違うとこんなにも心情が違うものかと思ってしまった。