2006/01/08  武甲山登山  その3

景色は良いが寒い 山頂(11:10)
 第1展望台から秩父の町が一望できる。今日は天気がいいため浅間山まで良く見える。 手元のカシミール展望図では両神山の左手に蓼科山が少しだけ見えることになっているが・・、見えた!すごい! 山頂に雪を頂いた蓼科山が秩父山地の間から見えていた。横岳、赤岳は雲に隠れておりほとんど見ることができなかった。 北には谷川岳が見えているが山頂付近は雪が降っている模様で厚い雲に覆われていた。 あの山の向こう側は今年特に雪が多く降っており今日も大雪となっているようだ。 山頂からの眺めは良いがすぐ下に石灰石の採石場があり重機が止まっているのが見える。ちょっと興ざめだな・・。 山頂の反対側から少し下ると東に広がる関東平野が一望できた。 東京からならどこからでも見える武甲山であるからもちろん山頂から東京が良く見える。 さすがに時間が昼であったためもやががっていたが都庁や東京タワーがうっすらと確認できた。 しかし寒い、寒い、寒い、気温が低いために体を動かしていないとかなり寒い。 手の指の感覚がなくなりほとんど動かせなくなってしまった。凍傷寸前のかなり危険な状態である。 デジカメのバッテリーが1枚撮るごとに切れてしまう。 さっさと日なたに移動して昼飯にしよう。(写真拡大できます)


第1展望台の様子。

眼下に秩父盆地が広がる。

浅間山と四阿山を望む。

秩父駅付近を眺望。

左遠方に雪を頂いた蓼科山が見えた。
<この景色を地図上で解析してみると・・>

遠くかすむ東京方面
<この画像を画像処理+拡大>


昼食
 来るとき延命水の水場で汲んできた水をコッヘルに入れ湯を沸かしインスタントラーメンをゆでる。 を、ををを!!箸忘れた〜・・、昨日忘れ物ないって言ったじゃないか。 先日部屋を掃除したときに使っていないコンビニの箸が床に転がっていたのを思い出した。 あれは神が自分に与えたチャンスだったのでは・・と本気で思った。 仕方ないので木の枝を拾い箸の代わりに使うことにした。かなり惨めである。 曲がってて使いにくいが贅沢言ってられない。杉の香りがする箸である。 しかし山で食べるインスタントラーメンは何でこんなにおいしいのだろうかといつも思う。 さて次は・・と、残りの水で湯を沸かし紅茶を淹れる。 ダージリンティーの茶葉をパックに詰めて煮出した。 う〜んうまい。ついでに非常食に取っておいたコンビニおにぎりも食べる。 汲んできた水が少し残っていたため飲んでみたら意外においしかった。 いつも1時間歩いて飲みに行く湧き水を、ある日車で汲みに行ったらあまりおいしく感じられなかった過去の経験がある。 さきほども苦労せず車で行ったためあまりおいしく感じなかったのだろう。 この舌触りから言って少しばかり硬水だと思われる。 以上食事おしまい。すっかり居座ってしまった。荷物をしまったら下山開始である。


木の枝・・。

定番のサッポロ一番みそラーメン。

紅茶も淹れる。

んまい。

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