2006/02/05  筑波山登山  その3

女体山山頂
 山頂に登ったが人が多すぎて頂上に近づくために順番待ちをする始末であった。 明らかにロープウェイで上って来た軽装の人や登山装備をした人でごった返す山頂。 どうにか人ごみをかき分けて見晴らしの利く岩の上によじ登った。 こちらもいい眺めである。 東京方面まで見渡す限りの平野が続いている。 筑波山は平野の独立峰であるため標高の割りに景色が高く感じる。 見下ろす足元からいきなり平野になっている眺めは飛行船に乗っているようで新鮮である。 多少かすんでいたが東京、千葉、横浜まで一望できた。 あまりにも混んでいるため数枚写真を撮ったらすぐに山頂を出発した。


頂上めちゃ混み。

立派な山頂の石標。

切り立った崖の向こうは見渡す限りの平野である。
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都心方面のビル群が見える。
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女体山〜弁慶茶屋
 女体山からの下山コースは急な岩場になっている。 英語で「岩場」のことを As if という(ウソ!)。 前に降った雪が完全にアイスバーンとなり、ただでさえ滑りやすい岩がさらにつるつるになっていた。 凍った岩場のためこちらも登り下りで譲り合いながらの相互通行でなかなか前に進まない。 岩場の通過に約30分、ロープウェイの乗り場の近くを通り過ぎここからは普通の山道となる。 山道のところどころに大きな岩があり誰がつけたかわからないが名前がついていた。 弁慶茶屋の手前に今にも落ちそうな岩がありその下を通る場所があった。 その場所は弁慶七戻りと呼ばれ、今にも落ちそうな岩にさすがの弁慶も通り抜けるのを7回ためらったといわれる。 勇敢な弁慶は日本全国津々浦々に出没するのである。 13時30分、弁慶茶屋に到着した。


雪で凍った急な岩場が続く。

これが胎内巡りらしい。

弁慶七戻り、確かに危険である。

弁慶茶屋に到着。