2006/02/05  筑波山登山  その4

弁慶茶屋〜筑波山神社
 弁慶茶屋は普通の山の茶屋でみやげ物や食堂があったがここでは休憩せずに横を通り過ぎた。 今まで空の見える山の斜面を歩いていたがここからは林の中を下山する。 地図で見ると大した距離ではないが同じ景色の道が延々と続く。 登りよりも短い距離であったにもかかわらず倍ぐらいの距離を歩いている感じである。 1時間もするとさすがに飽きてきた。 温存していた膝も少しずつ痛くなってきた。 酒迎場分岐と呼ばれる場所でロープウェイの山下のつつじヶ丘駅からの山道と道が合流した。 またここから同じような道が続く続く・・景色も見えないし面白くない。 弁慶茶屋から1時間10分、突然筑波山神社の鳥居が現れ山道はあっけなく終わった。 いきなりアスファルトの道になり普通に車が止まっており民家があるためこのギャップに驚いた。 14時50分、朝通ってきた筑波山神社の参道に到着した。 ここで登山クラブのメンバーと別れ近くの温泉に向かう。


遥か頭上をケーブルカーが行く。

同じ景色が1時間も延々と続く。

酒迎場分岐、左から下りてきた。

鳥居をくぐると突然住宅地になる。


筑波山温泉
 事前にネットで調べていた神社正面のホテル青木屋の立ち寄り湯に行く。 ホテル自慢の露天展望温泉、大浴場は7階にある。 エレベーターに乗る前に仲居さんに「エレベーター出て右が展望風呂、左が大浴場です」といわれた。 そのときは特に深く考えなかったのだが行ってみてはじめてとんでもない構造に気づいた。 えぇっ?右と左って??露天展望風呂と室内大浴場が別の場所にあり移動には一旦服を着てから廊下を移動しなくてはならないのである。 ちなみに女性の風呂は一箇所にまとまっている。 とりあえず露天展望風呂行ってみた。 服を脱ぎ外に出る。 をを、すごい眺め!山の中腹にあるため東京都心方面が一望できる。 しかし冬の乾いた風の吹きさらしで、風が強くあまりにも寒すぎる。 寒さのためもちろん誰もいないし、寒くても屋内浴場には着替えてから移動しなくてはならないため逃げ場が無い。 たまに客が入りに来るも寒さにあきらめて帰っていく始末である。 ありえね〜。 景色はあきらめてさっさと大浴場に移動した。 こちらは普通の風呂でのんびりとつかり疲れを癒すことができた。
 バスと鉄道を乗り継ぎ無事に帰宅。 低山登山とはいえ侮れんな・・筑波山。 さて次はどこに登るかな。
(筑波山登山編・完)



青木屋の外観。

明らかに間違った設計である。

眺めはすばらしいが寒すぎ。

神社の鳥居前からバスに乗り帰宅。