昨日の写真展の後に打ち上げに参加したのだが、
場所は埼玉県の蒲生である。
とにかく自宅まで遠い。
夜9時ごろから飲み始めたため明らかに終電までに家にたどり着けない。
ということで京島の長屋へお邪魔する。
泊めさせていただくのは自分の記憶では2004年の年末以来である。
帰りにもう一軒、曳舟駅近くのタイ料理屋で
飲みなおしていたため着いたのは夜中2時ごろだった。
ロフトで寝る、いつも居心地のよい空間で程なく眠りに落ちる。
>写真
朝の路地。
京島の路地は午前中の空気が好きである。
通りを一本入っただけで時間の流れが異なる。
この懐かしい風景もここ最近の再開発で姿を消している。
再開発と町並み保存の狭間に残されたような場所である。
何度も通っている割にはじっくりと腰をすえて写真を撮っていないことに気づいた。
今のうちにフィルムに収めておかないとな。
自分にとってこの界隈は生活の場ではなく、
わずらわしい仕事のこととかを忘れることのできる数少ない空間である。
ここへ遊びに来るといつも次の日の仕事が憂鬱になる。