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撮影日記


- 気が向いたら書き込みます -


常紋トンネル 2005年12月19日(月)

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北海道の北見から西、留辺蕊(るべしべ)を旭川方面に行くと
常紋(じょうもん)峠に差し掛かりトンネルを越える。
鉄道写真の有名な場所で昭和40年代のSL末期には
日に数百人が訪れたという。
しかしこのトンネル、マヂで出るらしい・・。
トンネルの入り口にある信号所、現在無人であるが
昭和40年ごろまでは宿直の職員が勤務していた。
夜になると人魂や人のうめき声が聞こえてくると。
明治時代に難工事の末開通したのだがこの工事には
多くの囚人や出稼ぎ労働者が関わった。
極悪な環境の下で働かされ死人が出ると遺体をトンネルの壁に
埋め込んだとか、病気で働けなくなった人を殴り殺し
生き埋めにしたとかの人柱伝説というものがある。
半信半疑であったがネットで調べたところ
間違えの無い事実であったらしい。

現に、昭和27年に発生した十勝沖地震でトンネル内壁のレンガが痛み
その補修にあたった保線員が壁に埋められていた遺骨を見つけた。
当時、勤務に従事した人の証言とも一致するらしい。
その後の調査でもいたるところで遺骨が発見され、
供養塔に安置されているとのことである。
元号が3つ変わった平成の世の中、日に何本もの列車が通過するが
いまだに多くの人が埋まっているのである。

夏の暑い夜ならとにかく、この寒い冬の夜にでもさすがにぞっとした。
う〜むここには近づきたくないな。
http://www.engaru.co.jp/osusume/joumon/main.htm

>写真
富士山上空。
先日ベトナムに行く最中に撮った写真。
昨日の写真は横からだったので上からの写真も載せてみる。
上空10kmから見ると日本最高峰の富士山も意外にも平べったく見える。
やっぱ富士山は横から見るものだな・・。

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